酒は適度に飲むと気分が良くなります。
毛細血管の血行が良くなります。
適度に飲めば緊張が解けて開放感に浸れますし
、社交的にもなれます。
そういう働きで
酒に勝さるものはないようです。
けれども、
もう一方で非常に危険でもあります。
日本には230万人ほどの
アルコール依存症の人が
いると推定されていて、
医者の手当てを受けています。
患者は大抵、
脳が委縮して小さくなっているとのことです。
アルコールは神経細胞を破壊して
これがある程度進行すると元には戻らないようです。
アルコール中毒にならなくても、
アルコールで十年、二十年寿命を縮めた人は
はるかに多いようです。
アルコールは本当に怖いです。
タバコの比ではないかもしれません。
アルコールが体内に入ると
血液中でアセトアルデヒドに変わります。
アセトアルデヒドは
ホルムアルデヒド(ホルマリン)のようなもので
防腐剤です。
防腐剤すなわち微生物を殺傷するのです。
人間の細胞も微生物のようなものですから、
破壊されます。
顔が赤くなるのもこのアセトアルデヒドに
よるものです。
アセトアルデヒドは肝臓で
酵素ALDH2によって酢酸に変えられて無害化されます。
問題の乾癬との関係ですが、
酒を飲まない子供でも乾癬を
発症するので
乾癬がアルコールで発症することはない
ということになります。
それでも、全く関係ないとは言えないと
思っています。
私の経験では飲酒後、
少なくとも数時間は乾癬の具合が良くなりました。
多分、皮膚の毛細血管の血行が良くなるためだと思われます。
次の日から数日間は乾癬が悪化しました。
要するに、
《毛細血管の血行を良くすることは乾癬には良いようであるが、
アセトアルデヒドが細胞を痛めるので
結局は乾癬は悪化してしまう》と
考えています。
《毒と薬とを一緒に摂取すると
大抵は毒にやられてしまう》
というのが一般論だと思います。
私は、冬場に八朔を連日、
朝晩食べたことがありました。
試してみたのです。
乾癬の具合がかなり改善されました。
特に治りにくい足の乾癬が
目に見えて良くなったことがありました。
それで、冬場には
八朔をなるべく食べるようにしていました。
八朔の酸味が毛細血管の血行を
良くしたためだと思われました。
健康食を実施して乾癬の完治に
取り組みだした時には酒はやめていました。
特に八朔を食べることもやりませんでした。
乾癬は一週間で治りはじめました。
難病に立ち向かう時には
ともかく禁酒禁煙で臨むべきです。
乾癬には限りません。
後顧の憂いを断つためです。
2018年11月2日金曜日
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