2019年1月28日月曜日

皮膚の機能

 乾癬の原因を考える時には
皮膚がなんであるかを
知っておく必要があるので下記にまとめてみた。

皮膚の機能(皮膚は複雑多機能な臓器)

1.外界との壁
  動いて形を変える柔軟性がある。
 (建物の壁との違い)
 ★皮膚はコラーゲン繊維が多い
  コラーゲン繊維は細胞で作られる。

2.温度調整を行う。
  熱いときには血流を増やして
 さらに暑いときには汗を出す。
  寒いときには血流を減らして
 放熱を防ぐ。

3.皮膚には神経がびっしりと張り巡らされていて
 熱い寒いや圧力を敏感に感じ取っている。
 そのことで身体を守っている。
  針が刺さるだけで飛び上がるほど痛い、
 ★皮膚全体にくまなく神経細胞が
  張り巡らされている。

4.紫外線から身を守っている。
  メラニン色素を作ることで
 紫外線から体をも持っている。

5.免疫機能(微生物や化学物質などの侵入から体を守る)
   皮膚には〈ランゲルハンス細胞〉〈角化細胞〉
 〈樹状突起細胞〉の免疫機能を持つ細胞があると
  言われている。
  参照:皮膚の免疫細胞
   この中でどの免疫細胞が乾癬と関係するかが?
  ポイントになる。

2019年1月24日木曜日

水溶性ケイ素で治った例

 米国人女性の例

 あまりに症状がひどいので
水溶性ケイ素を摂取し、かつ
水溶性ケイ素を患部に塗布すると
二週間で治り始めて二か月後には
ほぼ完治したとの報告があるそうです。
その後、水溶性のケイ素を
飲み続ける必要があるのか
一旦治れば、もう必要がないのか?
どの程度量、飲んだり塗布したのか?
などは不明です。

 ケイ素は人体の全身の細胞やコラーゲンに
にくまなく分布していて
デトックス効果や免疫を高める効果や
癌の転移を決定的に抑える効果さえ
確認され特許が取得されています。
ケイ素は人体に必須のものであることが
明らかになってきています。
ケイ素と乾癬とは関係が
明らかにされているわけではありませんが
乾癬の原因に迫るときには
貴重なヒントかもしれません。

 ケイ素は下記容易に入手可能です。
★ ケイ素ショップ

 ケイ素情報は下記に掲載しています。
★ ブログ:人体に必須のケイ素


2019年1月10日木曜日

難病のリューマチは乾癬と同じく治らない

 乾癬の原因を究明するのに
何故、リューマチを調べるのだろうか?
 ひとつはリューマチも乾癬と同じように
自己免疫疾患と呼ばれている。
それと治らないと言われている。
 もう一つは、原因不明の乾癬に
迫るときには、それだけ見るのではなく
視野を広げることで手がかりを得たい。

調査結果
1.関節リウマチは関節が腫れ、
  放っておくと関節が変形してしまう病気。
2.免疫系が自分自身の組織を攻撃することで起こる。
3.炎症を引き起こすのは
 IL-6(インターロイキン6)や
 TNFα(ティーエヌエフ・アルファ)などの
 サイトカイン。
4.治療に使われる生物学的製剤は、
 IL-6やTNFαといったサイトカインの働きを抑え、
 炎症を鎮静化させる。

結論
  自己免疫疾患が細胞から出される
 サイトカインの
 インターロイキンなどで自己免疫疾患が起こること
 が分かっている。
  従って、乾癬の解明よりは一歩前進していると
 言える。
 乾癬に関してはサイトカインなどは
 見つかってはいない。

けれども、肝心の
 何故関節の細胞からインターロイキンなどが
 出されるようになったかは不明
 これが明らかにならない以上は原因不明としか言えない。

  従って、できる治療は対症療法のみで
 完治させるには至らない。
  ただ、乾癬よりは解明が進んでいるために
 対象療法としてはより的確とは言える。
  例によって、遺伝によって発症するなどと
 思われたりもしている。

  何故、細胞からサイトカインが出されるようになったか
の解明が需要なのに、リューマチを免疫異常などととらえている限り
解明にはいたらない。

 結局、免疫異常説も遺伝説も原因究明ができないことの
言い逃れにしか聞こえない。

  リューマチに関しても医療が飲食研究を
 苦手にしているために解明できないと
 考えた方がよさそうだ。
 
提言
  乾癬やクローン病は1975年あたりから
 急増してきているので、その前後の食の変化を
 追跡すべきだ。
  リューマチはそれ以前からあるので
 他の物、以前からあった異物であるかドミニウム
 アルミ農薬などを疑うべきと思われる。
 デトックス(毒物排除)なども試すべきだ。

 〈基本の健康食〉〈医療の限界/自立への道〉を
 参照されたし!

リューマチ:
  参照元おしえてリウマチ|中外製薬株式会社

関節リウマチって、どんな病気?
関節リウマチは関節が腫れ、
放っておくと関節が変形してしまう病気
関節リウマチとは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。
腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛みが生じるのが、他の関節の病気と異なる点です。
手足の関節で起こりやすく、左右の関節で同時に症状が生じやすいことも特徴です。
その他にも発熱や疲れやすい、食欲がないなどの全身症状が生じ、関節の炎症が肺や血管など全身に広がることもあります。

免疫系が自分自身の組織を攻撃することで起こる
関節リウマチで生じる関節の腫れと痛みは、免疫の働きに異常が生じたために起こると考えられます。免疫は、外部から体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃して破壊し、それらを排除する働きを担っています。
しかし、免疫に異常が生じると、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃してしまいます。それにより炎症が起こり、関節の腫れや痛みとなって現れてきます。
その炎症が続くと、関節の周囲を取り囲んでいる滑膜が腫れ上がり、さらに炎症が悪化して、骨や軟骨を破壊していきます。

図:関節リウマチの関節の変化

図:関節破壊の仕組み
炎症の悪化を引き起こすのはIL-6やTNFαなどのサイトカイン
体内で炎症が生じたときには、サイトカインという物質が過剰に分泌され、それが炎症を悪化させます。
炎症を悪化させるサイトカインにはIL-6(インターロイキン6)や
TNFα(ティーエヌエフ・アルファ)などがあります。
最近、関節リウマチの治療で使用されるようになった生物学的製剤は、
IL-6やTNFαといったサイトカインの働きを抑え、炎症を鎮静化させることができます。

症状例
30~50歳代の女性に多く発症する
関節リウマチが発症するピーク年齢は30~50歳代で、男性よりも女性の方が多く発症します。(男女比 1:4)
また、60歳以降に発症する方も少なくありません。

早期に発見、早期に治療すれば関節破壊の進行を抑制できる
関節リウマチは、関節が破壊され、変形して動かなくなってしまう病気です。
最近の研究では、関節破壊は、発症後の早期から進行することが明らかになりました。早期に発見して適切な治療を行えば、症状をコントロールして関節破壊が進行するのを防ぐことができます。
関節リウマチではないかと思ったら、早めにリウマチ専門医の診察を受けることをお勧めします。

2019年1月9日水曜日

難病指定のクローン病は乾癬と同じ背景

 乾癬の原因を究明するのに
何故、クローン病を調べるのだろうか?
 ひとつはクローン病も乾癬と同じように
自己免疫疾患と呼ばれている。
 もう一つは、原因不明の乾癬に
迫るときには、それだけ見るのではなく
視野を広げることで手がかりを得たい。

調査結果
1.クローン病とは口や喉から肛門に
 至る飲食物が通るあらゆる箇所で起こる炎症。
 ほとんどの人が大腸狭窄症などのために
 手術が必要になる。
2.日本では1976年には128人だったが、
 平成25年度には39,799人となりかなりの比率で
 増加している。比率でみる限り激増していると
 言える。
 若者の発症率が高い。
 (乾癬が激増し始めたころとほぼ同時期に
  クローン病も増えだした)
3.先進国に多く北米やヨーロッパで高い発症率を示めす。
 (中国や韓国は乾癬大国だ
  クローン病についても中国・韓国での発症率を調べるべきだ
 衛生環境や食生活が大きく影響し、
 動物性脂肪、タンパク質を多く摂取し、
 生活水準が高いほどクローン病にかかりやすいなどと考えられている。
 喫煙をする人は喫煙をしない人より発病しやすいと言われている。

結論
  消化器系全般の疾病であるから
 飲食が原因であることは間違いないが
 飲食との関りの本格的な調査ができていない。
 〈医療の限界/自立への道〉に記載したが
 飲食物は現代医療の弱点だ。
 
提言
  〈乾癬完全解消法 or 基本の健康食〉でも
 記載したように朝起きてから寝るまでの
 すべての飲食物を見直してみれば良い。
 そうすれば1976年ころから発症しているので
 白米・無添加の味噌汁・豆腐・卵・無添加の
 魚などは相当の確率で問題ないと言える。
 それだけで、一か月も生活すれば
 結論が出せるのに、そうした取り組みは
 一切なされていないように見える。



クローン病:参照元難病情報センター

1.クローン病(Crohn病)の理解に必要な情報
【消化管とは】
私たちは食物を消化し栄養を吸収することで生命を維持するために必要なエネルギーを得ています。食物を体内に取り込み、消化、吸収し、最終的には不要物を排泄するまでの役割をになう器官が消化器です。消化器は、胃や腸はもちろん、食物を取り込む口(口腔)や栄養素を貯蔵・加工する肝臓なども消化器に含まれます。消化器のうち、食物や水分の通り道となる部分が消化管です。

消化管は口腔にはじまり、咽頭、食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)大腸、肛門までを指し、全長は約6mです。食物はこの消化管を通り消化・吸収されますが、消化吸収されなかった残りかす(不要物)が糞便となり排泄されます。


【消化管の働き】
1)口:食物が口内で咀嚼される間に、唾液と混ざり、唾液中のアミラーゼによりデンプンの消化が始まります。
2)食道、胃、十二指腸:食物は食道を通過し胃に到達すると、一旦胃内に貯留し撹拌され、胃液中の酵素や酸によってタンパク質の消化が始まります。
3)小腸:胃で撹拌された食物は十二指腸に流れ込み、そこで膵液や胆汁と混ざり、さらに各種酵素の消化作用を受けつつ、小腸内を移動していきます。この移動の間に各種栄養素が吸収されます。
4)大腸:大腸では水と電解質が吸収され、消化吸収されなかったものや老廃物を肛門まで運搬します。

2. クローン病(Crohn's Disease)とは
大腸及び小腸の粘膜に慢性の炎症または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)といいます。

クローン病も、この炎症性腸疾患のひとつで、
1932年にニューヨークのマウントサイナイ病院の内科医
クローン先生らによって限局性回腸炎として
はじめて報告された病気です。

クローン病は主として若年者にみられ、
口腔にはじまり肛門にいたるまでの消化管のどの部位にも炎症や潰瘍(粘膜が欠損すること)が
起こりえますが、小腸と大腸を中心として特に小腸末端部が好発部位です。
非連続性の病変(病変と病変の間に正常部分が存在すること)を特徴とします。
それらの病変により腹痛や下痢、血便、体重減少などが生じます。

3. この病気の原因はわかっているのですか
クローン病の原因として、遺伝的な要因が関与するという説、
結核菌類似の細菌や麻疹ウイルスによる感染症説、
食事の中の何らかの成分が腸管粘膜に
異常な反応をひきおこしているという説、
腸管の微小な血管の血流障害説などが報告されてきましたが、
いずれもはっきりと証明されたものはありません。
最近の研究では、なんらかの遺伝的な素因を背景として、
食事や腸内細菌に対して腸に潜んでいるリンパ球などの免疫を
担当する細胞が過剰に反応して病気の発症、増悪にいたると考えられています。

4. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか
わが国のクローン病の患者数は特定疾患医療受給者証交付件数でみると
1976年には128人でしたが、平成25年度には39,799人となり増加がみられています。
それでも、人口10万人あたり27人程度、
米国が200人程度ですので、欧米の約10分の1です。



5. この病気はどのような人に多いのですか
10歳代~20歳代の若年者に好発します。
発症年齢は男性で20~24歳、
女性で15~19歳が最も多くみられます。
男性と女性の比は、約2:1と男性に多くみられます。

世界的にみると、
先進国に多く北米やヨーロッパで高い発症率を示します。
衛生環境や食生活が大きく影響し、
動物性脂肪、タンパク質を多く摂取し、
生活水準が高いほどクローン病にかかりやすいと考えられています。
喫煙をする人は喫煙をしない人より発病しやすいと言われています。


6. この病気は遺伝するのですか
クローン病は遺伝病ではありません。
しかし、人種や地域によって発症する頻度が異なり、
また家系内発症もみとめられることから、
遺伝的な因子の関与が考えられています。
クローン病を引き起こす可能性の高い遺伝子が
いくつか報告されていますが、
現在のところ、単一の遺伝子と関連して発症するのではなく、
いくつかの遺伝子と環境因子などが複雑に絡み合って発症していると考えられています。

7. この病気ではどのような症状がおきますか
クローン病の症状は患者さんによってさまざまで、
侵される病変部位(小腸型、小腸・大腸型、大腸型)によっても異なります。
その中でも特徴的な症状は腹痛と下痢で、半数以上の患者さんでみられます。
さらに発熱、下血、腹部腫瘤、体重減少、全身倦怠感、貧血などの症状もしばしば現れます。
またクローン病は瘻孔、狭窄、膿瘍などの腸管の合併症や
関節炎、虹彩炎、結節性紅斑、肛門部病変などの腸管外の合併症も多く、
これらの有無により様々な症状を呈します。

8. この病気の診断はどのようにおこなわれるのですか
まず、上記の症状や貧血などの血液検査異常からクローン病が疑われ、
画像検査にて特徴的な所見が認められた場合に診断されます。
画像検査としては主に大腸内視鏡検査や小腸造影、内視鏡検査などが行われます。
内視鏡検査や手術の際に同時に採取される検体の病理検査の所見や、
肛門病変の所見などが診断に有用な場合もあります。

9. この病気にはどのような治療法がありますか
 クローン病の治療としては、内科治療(栄養療法や薬物療法など)と
外科治療があります。
内科治療が主体となることが多いのですが、
腸閉塞や穿孔、膿瘍などの合併症には外科治療が必要となります。

【栄養療法・食事療法】
栄養状態の改善だけでなく、
腸管の安静と食事からの刺激を取り除くことで
腹痛や下痢などの症状の改善と消化管病変の改善が認められます。

栄養療法には経腸栄養と完全中心静脈栄養があります。
経腸栄養療法は、抗原性を示さないアミノ酸を主体として脂肪をほとんど含まない
成分栄養剤と少量のタンパク質と脂肪含量がやや多い消化態栄養剤があります。
完全中心静脈栄養は高度な狭窄がある場合、
広範囲な小腸病変が存在する場合、経腸栄養療法を行えない場合などに用いられます。

病気の活動性や症状が落ち着いていれば、
通常の食事が可能ですが、
食事による病態の悪化を避けることが最も重要なことです。
一般的には低脂肪・低残渣の食事が奨められていますが、
個々の患者さんで病変部位や消化吸収機能が異なっているため、
主治医や栄養士と相談しながら自分にあった食品を見つけていくことが大事です。

【内科治療】
症状のある活動期には、主に5-アミノサリチル酸製薬
(ペンタサやサラゾピリン)、
副腎皮質ステロイドや免疫調節薬(イムランなど)などの
内服薬が用いられます。
5-アミノサリチル酸製薬と免疫調節薬は、
症状が改善しても、再燃予防のために継続して投与が行われます。
また、これらの治療が無効であった場合には、抗TNFα受容体拮抗薬
(レミケードやヒュミラ)が使用されます。
薬物治療ではありませんが、血球成分除去療法が行われることもあります。

【外科治療】
高度の狭窄や穿孔、膿瘍などの合併症に対しては外科治療が行われます。
その際には腸管をできるだけ温存するために、
小範囲の切除や狭窄形成術などが行われます。

【内視鏡的治療】
クローン病の合併症のうち、
狭窄に対しては、内視鏡的に狭窄部を拡張する治療が
行われることもあります。

10. この病気はどういう経過をたどるのですか
クローン病のほとんどの患者さんが、
一生のうちに一度は、外科手術が必要になると言われてきました。
近年の治療の進歩により、将来は、手術をする患者さんが減ってくる可能性があります。
多くの患者さんで、寛解導入は難しくなくなっていますが、
症状が落ち着いていても、
病気は進行すると言われています。
治療を継続しつつ、
定期的な画像検査などの病気の状態を把握することはきわめて大切です。

11. この病気は日常生活でどのような注意が必要ですか
おなかの調子がよい時期でも食事には注意が必要です。
動物性脂肪はおなかの炎症を悪化することを忘れないことが大切です。
また、おなかの調子が良くても病気が悪化していることもありますから、
定期的に内視鏡などの検査を受けることが大切です。

12. この病気に関する関連リンク
難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班






  

2019年1月8日火曜日

カプサイシンの働き

 乾癬完全解消法などでも
記載してきましたが
私の場合は唐辛子が乾癬の主役のようでした。
唐辛子の辛みの主成分は〈カプサイシン〉です。

 カプサイシンには下記のような特徴がありますが、
その中に毛細血管の血流を止める働き
あることが確認できました。

 カプサイシンの特徴

1.働き
カプサイシンは、舌や胃を刺激して食欲増進に効果があると言われ、夏場に好まれて利用されてきました。最近では、エネルギー代謝を促進する働きから体脂肪の燃焼が促され、汗をかくほど体が熱くなることから、肥満の予防の効果も期待されています。また、毛細血管を収縮させ、心臓の働きを活発にしますが、血圧の上昇は少ないと言われています。この他の働きとしては、殺菌作用や抗酸化作用から老化防止の効果も期待されます。
2.特徴
カプサイシンは、唐辛子の刺激的な辛味の成分で、辛味成分としてはもっとも辛いことから、辛味の指標であるスコービル値の基準物質となっています。物性は非揮発性で、油に溶ける性質があります。カプサイシンが注目されたのは、中枢神経を刺激して、アドレナリンの分泌を促し、脂肪分解酵素のリパーゼを活性化し、エネルギー代謝を活発にする働きがあることが報告されたからです。
3.不足して
 全くとらなくても
健康上の問題はありません。
4.摂りすぎると
 唐辛子は手に入りやすい食材ですが、カプサイシンは刺激的な辛さを持つことから、一度に大量にとり過ぎると胃の粘膜を荒らすと言われていますので、無理をして大量に摂取することは避ける方がいいでしょう。この他に目の充血しやすい人、痔疾患のある人、アトピー性皮膚炎の人などは、症状を悪化させることがありますので、摂取する際に注意が必要です。

2019年1月6日日曜日

新刊のお知らせ

新刊発行のお知らせ

 医療の限界/自立への道
を下記電子出版しました

 乾癬を克服した時の
基本的な考え方をまとめたものです。
考え方の書籍です。

 医療の何をどこまで頼ればよいか?
その判断を誤ると悲惨なことになってしまいます。
 
内容紹介
 癌・糖尿病・認知症など現代人を
苦しめる慢性病や難病のほとんどは
食生活が原因です。
 グローバル化などの影響で
多様な食材が出回り、
健康に良い食材も、健康に悪い食材も
どっさりとあるのが現状です。
現代の医療はそのことを明らかには
してくれません。
 現代医学の限界を明らかにして
健康に良い食材をどのように見極めるか!
難病を克服した体験を交えてお話しさせていただきます。

2019年1月5日土曜日

皮膚の血流のアウトライン

 心臓から出た血液は
だんだんと細かな支流に分かれていき
遂には毛細血管に至る。
毛細血管で各臓器に必要な栄養や酸素が
供給され、二酸化炭素や老廃物が
毛細血管に戻される。
毛細血管の働きは
・酸素を全身に届けて二酸化炭素を回収
・栄養素を全身に届けて老廃物を回収
・免疫物質を派遣し病原菌や細菌から身体を守る
・熱の放出をコントロールし体温を一定に保つ
・ホルモンを運び各所に情報を伝達

 などがあげられる。生命活動の最前線だ。

 毛細血管の血流量は前括約筋で制御されている。

 また、皮膚には動静脈吻合と
呼ばれる毛細血管を通らないで
動脈から直接静脈に流れる
バイパス回路も多い。
このバイパス回路を開くと皮膚の血流が
増加して体温を下げることができる。

 体温調整には毛細血管の血流もある程度は
関与しているが100%ではない。
つまり、低い外気温度で毛細血管が閉じ
高い外気温で毛細血管が開くとは限らないそうだ。

《 もし、前括約筋が過剰に働き
毛細血管の血流が遮断されるような状況が
起こると近辺の皮膚細胞は無酸素呼吸を
強いられて細胞分裂が活発になる可能性は
あるのではないか????? 》


2019年1月4日金曜日

切り札のミトコンドリアとは

 乾癬の原因に迫るときに
何故ミトコンドリアに目を付けたかと言うと
乾癬は通常の10倍ほどもはやく増殖するからだ。
我々の体の多くの細胞はミトコンドリアを
持っている。
エネルギーの多くをミトコンドリアから
もらっている。
ミトコンドリアからは
細胞分裂を抑制する物質が出されている。
そのためにミトコンドリアを大量に含む
脳細胞は細胞分裂を起こさない。
つまり再生しない。
脳梗塞などで一旦破壊されると元には戻らない。
細胞が過剰に分裂を起こすのは
このミトコンドリアが機能障害になったり
死滅した時にも起こると考える学者もいる。
癌の発症にも直接的に影響している
と考えている著名な医者も少なくないようだ。

 一方、口内や胃腸の粘膜などには
ほとんどミトコンドリアはない。
そうして常に猛烈に細胞分裂が起こっている。
胃腸などの粘膜は食物が入った時にだけ
動けばよいのでそれほどエネルギーは
必要としない。
皮膚は微妙である。
筋肉や脳ほどのエネルギーを使わないが
外気に接するために
温度調整のために毛細血管の拡大や縮小などに
少しはエネルギーを使う。
皮膚はある程度の細胞分裂も起こす。
外傷を負うことも多く再生能力もかなりある。

 ミトコンドリアでは酸素を取り入れて
糖を分解してエネルギーを得ている。
ミトコンドリアを使わない細胞より
16倍ほども効率よくエネルギーを作れる。

 ミトコンドリアは独自の遺伝子を持っている。
つまり、人体に限らず多くの動植物は
ミトコンドリアと言う独自の生物を
体内に宿している。
人類誕生のはるか以前から
多くの生物で体内にミトコンドリアを
取り入れることで効率よくエネルギーを
得られるようになり進化発展できた。
 動物はミトコンドリアを持った
卵子とミトコンドリアを持たない精子から
誕生する。植物も同様である。

 ミトコンドリアは分裂の激しい
細胞内では生きられない。
それで、細胞分裂を抑制することで生き延びている。
激しい細胞分裂によって誕生した精子の
中にはミトコンドリアは存在しない。
一方たった一つの細胞のまま分裂しない
卵子にはミトコンドリアが立派に存在する。
それで、動物は母親からミトコンドリアと
その遺伝子を受け継ぐことになる。
植物も同様だ。
そうして、このミトコンドリア遺伝子は
個人によって異なる。
従って、このミトコンドリア遺伝子を調べると
母系の先祖を辿ることができる。
それで人類などの
生物進化の道筋を明かす手段になっている。

 また、ミトコンドリアも細胞分裂により
細胞内では数を増やすが、そのメカニズムも
細胞によって制御されていると
言われている。

 細胞分裂やミトコンドリアの細胞分裂は
ミトコンドリアと細胞とのやり取りで
制御されている。

 乾癬がこのメカニズムの影響を受けている
と考えるのが自然だと思える。
どのように影響を受けているか
それが問題だ。

2019年1月3日木曜日

乾癬の原因ー仮説1

 乾癬の特徴は皮膚の猛烈な細胞分裂だ。
何故猛烈に細胞分裂が起こるようになったか?
である。
 乾癬は冬場に悪化する。
皮膚をこするなどの刺激を与えないで
皮膚をお湯で温めるなどすれば
改善される。
 飲酒直後には乾癬の症状は
和らぐ。(後日乾癬は悪化する)
八朔を食べると乾癬がかなり改善される。

 以上の共通点は皮膚の毛細血管の
血行が良くなることだ。
温めると皮膚の毛細血管は流れ出す。
酢や酒で皮膚の毛細血管は開く。

 以上から
皮膚の毛細血管が開いて赤血球が流れ出し
酸素が行き渡る。
ミトコンドリア系の代謝が起これば
ミトコンドリアから細胞分裂抑制物質
が出されて
乾癬の症状が軽快する。
(この状態が普通の状態である)

 唐辛子の辛みの主成分の
カプサイシンが
皮膚の毛細血管の血行を悪くして
無酸素系の糖代謝が起こるために
発癌したり、乾癬になったり
するのではないか?
そのメカニズムが解明できれば
と考えている。

2019年1月2日水曜日

乾癬とは(まとめ)

 乾癬とはクローン病やリュウマチなどと
同じ自己免疫疾患と呼ばれる病気です。
自己免疫疾患とは自分自身を攻撃するので
そのように呼ばれています。
 乾癬は関節リウマチ、クローン病とならぶ
代表的なTh17細胞性慢性疾患と考えられるように
なりました。
 
 症状の特徴は下記です。
Auspitz現象(アウスピッツ現象)
   発疹のある部分を水平に削ると、点状の出血が出現する現象。
Koebner現象(ケブネル現象)
   正常な皮膚に物理的刺激を与えると、その部分に発疹が出現する現象。
蝋片現象(ろうへん現象)
   発疹の表面にある鱗屑(ガサガサ)をこすると、蝋が剥がれるように剥げる現象。

特徴
 皮膚の表皮の生成速度が通常の10倍以上になる。
通常の細胞周期は457時間程度だが、乾癬では37.5時間である。
これは癌細胞の増殖速度を上回るほどだと言われている。
真皮の血管が肥大して炎症を起こしながら
表皮が角化して剥離する周期が
通常なら4週間のところ3~4日で入れ換わる。
それで白いかさぶた上の皮疹を多く生じる。

 上記のようにかなり状況は明らかには
されています。
しかしながら、何故自己免疫反応が起こるのか?
何故代謝速度が極端に早まるのか?
それが分からないために
不明の皮膚病とされています。

2019年1月1日火曜日

乾癬の体験のまとめ

 私は乾癬を40年ほども患っていたが
その間、下記のことがあった。

1.冬になると乾癬が悪化した。

2.酒を飲むと飲んだ直後には
  かなり良いが数日たつと
  かえって悪くなるようだった。
   飲酒直後にはかなり改善されることは
  何度も経験した。

3.日光浴で劇的に良くなることがあった。
  26才から30才までは完治したと
  思えるほどだった。

4.入浴は体を洗わないで
  皮膚を温めるだけなら良いと思えた。

5.八朔を朝晩食べ続けるとかなりの
  効果があった。
   残念だっだのは季節が終わると
  八朔は手に入らなくなった。

 また、乾癬完全解消法にも記載しているが
一般的な健康食それも徹底した慢性病予防の
完璧な健康食を目指して実践することで
完治した。
完璧な健康食というのは〈基本の健康食〉に
記載している健康食で
《体に害になるものを負担になると考えられる食材を
排除して、必要な栄養を確保する》と言うものだ。

 以上の事項から乾癬の原因に迫ってみる!


紙の書籍発行のお知らせ

 本ブログの内容を元にした電子書籍:乾癬の完全解消の 紙の書籍( 乾癬の完全解消:paperback )を紙の本の愛読者の方のために 発行しました。