乾癬に限らず、現代医療は多くの生活習慣病を
治せません。その理由は簡単です。
医療をコントロールしているのは結局は現代政治です。
厚生労働省を通じて政治が医療をコントロールしています。
今回の新型コロナウイルスの対応を見ていても医療が政治にコントロールされていることは疑う余地はありません。
医者が
「煙草は百害あって一利なし」と訴えても政治は煙草を禁止にはしませんでした。他の先進国よりもはるかに遅れて煙草の税金を引き上げるのがやっとの対応です。
かつて
「砂糖が有害であることを多くの医者が指摘しました」
虫歯の原因になり、胃潰瘍の原因になり、ピロリ菌を養って胃癌を引き起こすことになっていることも指摘しました。糖尿病や肥満の主な原因の一つであることも明らかにしてきました。
それでも、政治は砂糖を禁止にすることはありませんし、こちらは増税をすることさえありませんでした。
きっと多くの医者が落胆したのだと思います。
代わって医者は砂糖を止めるように糖尿病患者に忠告する代わりにインシュリンを投与して応急手当を実施するようになりました。血糖値を急上昇させる両横綱の砂糖や小麦を摂取していても何とか延命はできるようです。
こうした状況で生活習慣が引き起こす多くの病気では生活習慣を改めることもなく薬で応急手当を実施すると言ったことが普通になってきました。そのために生活習慣病の多くは完治しないで薬に頼るようなことになってしまったのです。
嗜好にかかわることは人の幸せにも直結するからでしょうか?
私の知人は血糖値が高すぎることを指摘された時に医者から
「酒をやめるように!」と言われましたが、
「酒をやめるぐらいなら、仕事も止める」
とまるで子供のようなことを言っていました。
彼は東京大学の工学博士でした。
煙草も同じです。
煙草を吸えば、一週間後には死んでしまうと言うことであれば状況はかわったのでしょうが、何十年と吸い続けた結果肺癌になると言うのであれば、
「煙草を止めるのであれば死んでしまう!」などと言う人が現れても仕方ないでしょう。
こうした状況で政治は食品の規制を医療に委ねることはありませんでした。もちろん専門家の意見を参考にしたとは思います。
こうした状況が多くの慢性病が完治しないまま放置されて薬だけにたよるようなことになってしまいました。糖尿病の人が腎不全になり人個透析が必要になったり失明したりアルツハイマー病になったり、最近では新型コロナウイルスで死亡する確率が糖尿病でない人よりはるかに多いことが指摘されています。それでも、根本の砂糖と小麦の摂取を控えるようにとの提言はほとんど聞こえてきません。
ほんとうは砂糖と小麦の摂取を止めればロックダウンの必要など全くなかったのかもしれません。
小麦を主食として肥満は糖尿病の多い欧米が圧倒的に新型コロナウイルスの犠牲になっているのではないでしょうか?
乾癬も例外ではありません。乾癬も生活習慣病です。現代医療は生活習慣をどれほども研究も調査もしてこなかったのです。医学部に食物を専門にする講座はありません。類型的な管理栄養士が型通りの栄養分析を実施するのみです。多くの食品添加物と疾病との関りを専門に研究する人さえいないのです。これで、乾癬が治せるわけがありません。
それでも、現代社会は食品表示を義務付けていて我々に危険を取り除く、リスクを排除できる自由も与えてくれています。
新型コロナウイルスと同様に私たち一人一人の生活をどのようにするかが問われているのです。
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