2018年6月13日水曜日

乾癬の歴史

 乾癬の記録は古く
ギリシャ時代に遡ると言われている。
1809年、英国人医師ロバート・ウィラン博士により
独立した一つの疾患として認識された。
その40年後にPsoriasisという名称となりました。

 原因究明には長い年月を要し、
20世紀後半に入ってようやく
自己免疫疾患であることが分かってきました。

結論:
  以上のことから非常に重要な手掛かりが
 出てくると考えます。
  一つは、独立した疾病だとすれば
 他の臓器のトラブルなどで発症するのではない。
  もう一つは免疫のトラブルだとすれば
 異物を取り込むことで発症している可能性が
 極めて強い。
  さらにもう一つは、自分の皮膚の細胞が
 まるで、癌細胞のように変質してしまって
 これに免疫が反応している可能性もないとは
 言えません。
 

 日本で歴史を刻み始めたのは
戦後のようです。
日本乾癬研究会が発足したのは1986年です。
「戦後、肉食が始まってそれに伴って
乾癬が増えてきた
私を診察した皮膚科の医者が言っていましたが
私の30年間の経験では肉食そのものが
乾癬を引き起こしたとはとても考えられません。
けれども、肉食の普及とともに増加した
唐辛子が乾癬の元凶の一つだった可能性は
充分あり得ます。
私は、今でも唐辛子を食べると乾癬を発症します。

 私が乾癬を発症したのも、酒を飲みながら
焼肉を食べると云うことを週に三回ほども
やっていた時のことです。

唐辛子の辛みの主成分であるカプサイシンは
水には溶けませんが油には溶けます。
多分、アルコールにも溶けます。
唐辛子が朝鮮半島伝わったころ
焼酎に唐辛子を入れて飲むと全員死亡したとの
記録もあるようです。



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