《皮膚の自分自身の細胞あるいは物質に対して
免疫が攻撃することで発症する自己免疫反応》
であることは明らかになった。
さらに、この時の抗体がTNF-α抗体であることも
明らかにされている。
問題は抗原に関しても研究がまったく進展していない
ことだ。
抗原とは病気の原因そのもののことだ。
病原菌だったり癌細胞だったする。
抗原に対して人体の免疫機能が働き抗体ができて
抗原をやっつける。
やっつけるべき抗原が自分自身の作り出した物質だったり
細胞だったりするから、免疫反応が狂っていると考えるから
大変な間違いをすることになる。
感染症になった時には、発熱することがある。
これは免疫が働き、病原菌に対抗するための反応だ。
この場合、熱をさげることに大した意味はない。
場合によれば危険で有害ですらある。
喉のばい菌を外に出すために咳が出る。
咳が出るのが苦しいからと言って咳止めだけを処方すれば
ばい菌は体内でますます増殖することになる。
癌は自分自身が作り出した自分の細胞だ。
狂っているのは自分で作り出した癌細胞だ。
自分が作り出したとはいえ有害な癌細胞を攻撃破壊する
免疫が働くことに問題があるわけではない。
むしろ、免疫機能を強化させるのが筋だ。
乾癬に関しても同じだ。
電子書籍(乾癬の完全解消法)の一部の中に詳述したが、
紫外線療法や副腎皮質ホルモンの投与などは
免疫機能を抑えるのを基本にしているために
結局は症状を抑えるだけのその場しのぎのことにしかならない。
やり過ぎると、危険ですらある。
結論:
乾癬は皮膚に起こった何らかの異常によって
免疫が働きTNF-α抗体ができてこの異常物質を
取り除こうとして起こった症状だ。
それで、この皮膚に起こった異常を解明できない限り
乾癬が解明されたとは言えない。
今後の課題:
それでは、抗原である何かに汚染されたり、傷つけられたりした
皮膚の乾癬の細胞、あるいは自分自身の物質が
何であるかを見つけるにはどのようにすべきなのでしょうか?
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