油の摂取で歯周病になっていた！

　私は子供のころから天ぷらが大好物でした。
炒め物も連日食べていました。
50歳ころから歯を悪くしました。
歯周病になってしまったのです。
厚生労働省の調査報告には油の摂取が多いほど
歯周病の発症率が高いという報告がありましたが
そのことは私の記憶にはしっかりと
残りましたが、
それを誤解していました。
動物性の脂を控えていたので
なんとなく安心していたのです。
つまり、脂と油を混同していたのです。
　動物性の脂が動脈硬化の原因になるとする
医学界の大合唱でした。
若々しい血管を保つためには動物性の脂を
減らして、植物性の油を増やすことが推奨されたのです。
バターよりもマーガリンが健康的だとされたのです。
植物油は善玉コレステロールを増やして
悪玉コレステロールを減らすので体に良い
とされました。
それから、10年以上も経過して
話が逆転します。
植物油こそが血管系の疾患の原因だと言われ出したのです。
様々なアレルギー疾患を引き起こしているのは
植物油だと言われ始めたのです。
マーガリンの毒性が確認されて
アメリカでは製造禁止になりました。
スイーツの食感を良くするショートニングは最悪
だと言われるようになりました。

　こうした状況で私は植物油の摂取を
ゼロにすることにしたのです。
自然界の植物はたとえ微量であっても
油も含んでいますが、そんなものを問題にしているのでは
ありません。
植物から油だけを抽出して天ぷらや炒め物や
菓子や調味料に使えば多くの植物が
持っている量を超えた油を取り込むことになって
しまうので
天ぷらや炒め物を摂らないことにしたのです。
ピーナッツなどの極端に油を多く含むものを
食べないことにしたのです。

　驚くべき変化は花粉症から完全に
解放されたのです。
気が付くと深刻だった歯周病が治っていたのです。

　乾癬と油の関係は不明です。
それでも、油がアレルギー体質を作る
原因だとすれば無関係とは言い切れないと
思いますが、確証はありません。