2018年10月3日水曜日

乾癬と肉食

 自転車事故の大けがで
私はそれまで実践していた食事を
見直すしかありませんでした。
《 肉を控え、胚芽米を食べ、
植物油をたっぷり摂り、
天然酵母のパンを手作りして常食する》と
言った食生活を見直さざるをえなくなったのです。
 まず、肉食についてです。
還暦を超えた第二の人生に向けて、
肉を控えるか
それとも、むしろ肉を重点的に
摂取するかは重要な分岐点になります。
 一般にはどのようなことに
成っているのでしょうか?
 戦前までは日本人は
50才くらいまでは非常に元気に
生きていけるけれども、
脳の血管障害のために
長くは生きられなかった。
コレステロールの不足で
脳血管が弱く
脳出血を起こしやすかった。
 それが戦後肉食が普及して
コレステロールが補給されることになり、
脳の血管障害が減った。
このことが日本人の寿命を
大幅に伸ばすことにつながった。
(これは医学界などでも通説の様です)
 糖質制限食を主導するある医者が
「人類は肉食によって脳を発達させてきた。
三食とも、肉のしゃぶしゃぶで良いくらいだ!」と
言っていました。
調べてみました。
詳細は【人類進化に学ぶ健康食】を参照してください。
 話が長くなるので結論だけお話し、します。
結論:
【肉食によって、素晴らしく体や脳を
発達させた人類がいたことは間違いない。
けれども現生人類のホモサピエンスは
雑食だった。そのため肉食だけに
頼ってしまうと問題が発生する】
 80歳ほどの高齢になっても
若い人でも大変なことを
やってのける人もいる。
百歳超えても現役で頑張っている人もいる。
そうした人の食生活を見ていると
白米・味噌汁などの他に
かなりの肉を食べる。
 かつて、沖縄の人が長寿で
知られていたが、
豚肉をたっぷり食べていた。
 以上のように
一般的な話をすると
肉食は避けるべきではなく
アンチエイジングとしては
非常に重要視しなければならない食材と
言える。
【 植物性の油やたんぱく質が
意外に人体となじみにくく、
消化や代謝にかなりの負担を
強いるようだけれども、
肉は同じ動物と云うことで、
身体には優しいようです。
それで老人にも良いようです。 】
 もう一つのポイントは乾癬にとって
どうなのかと言うことでした。
乾癬を発症して以来、
肉食を控えてきたのは
「動物性の脂には注意した方が良い」と
皮膚科の医者に言われたためだけではありません。
私が乾癬を発症した時は
焼肉が好きで、週に三回ほども食べていました。
それで、肉食を控え、脂身は徹底して避けていました。
けれども、それで乾癬が良くなる兆候は
30年間、全くありませんでした。
 自転車の大怪我で、
怪我から復帰するまでの半年間は
国産の肉(鶏肉・豚肉・牛肉)を
たっぷり食べました。
脂もかまわず食べましたが、
乾癬が悪化している兆候はありません。
それで、そのまま肉食を続けることにしました。
大正解でした。


焼肉の味付けに使われている
唐辛子の辛みの主成分のカプサイシンに
毒性があり致死量が設定されています。
カプサイシンは精神疾患など
様々な疾患を引き起こすことが指摘されています。
唐辛子は人口の農薬の代わりに
使われることもあります。
天然の農薬です。
フランスではキムチの輸入を禁止していて、
カナダがこれに続こうとしています。
カレーなどに唐辛子を
多量に使うインドでも乾癬が多発しています。
日本で唐辛子の使用量が増加し始めるのが
1980年代で
そのころから日本にも乾癬患者が増え始めています。
 私が乾癬を発症した時にも
焼肉の他に中華料理をよく食べていました。
肉やその脂が乾癬に悪いのではなく、
味付けに使われた唐辛子が悪かったようです。 
カレーが悪いのではなくカレーに使われる
唐辛子が乾癬に悪いようです。 
 唐辛子が人工物であれば
販売許可が出たかどうかも
疑わしいのかもしれません。
けれども自然のものですでに
普及していたために販売禁止などには至りません。
自然のものほど怖いものはない!
実感しています。

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