2018年11月5日月曜日

乾癬とジョギングとビタミンE

 昨日は三年ぶりにジョギングをやりました。
3~4キロを40分程度の時間で
ゆっくりと走りました。
三年ぶりと云うことで足が非常に重かったです。
それでも、
最後まで無理なく走り切ることが出来ました。
三年ぶりにもかかわらず走れるのは
実行中の〈健康食〉のお蔭だと思っています。


 私は冬場でもドライスーツを着て
セーリングをやるのですが、
さすがに最近の寒波のなかで
やる気にはなれません。
だんだんと身体が
生ってきているようでもあり、
気持ちも今一つ晴れないので
ジョギングをやる気になったのです。

 〈健康食〉を開始する前、
今から十年ほど前にも良くジョギングを
やっていましたが、
ジョギングの途中で足が痛くなって
走れないことがたびたびありました。
〈健康食〉に切りかえた当初、
ジョギングが好調なので
気分を良くしていたのですが、
ある日突然腰関節やふくらはぎなどに
違和感を感じて走れなくなることがありました。

  その原因はビタミンEの添加された煮干しを
食べたからでした。
何故そう言い切れるのかと言いますと、
煮干しを無添加のものにすると
ジョギングが出来ますし、
ビタミンE添加の煮干しを
食べると走れなくなるからです。
それに〈健康食〉を実践して
砂糖や小麦を摂取しないという
糖化の対策をやっていましたし、
コラーゲン繊維の
不足に陥らないように
玄米食やナッツや豆類も
食べないことにして
関節を痛めることの予防をしていましたから、
分かりやすかったのだと思います。

 ビタミンEは強力な
抗酸化剤(酸化は老化の主原因と云われている)
であることや血行を良くすることで
健康増進の切り札として
期待されていたので全く意外なことでした。
 
 そうした期待があったためか、
ビタミンE摂取の大がかりな実験が行われました。

 欧米と中国で約13万6000人の、
主に高齢者を対象にした実験がおこなわれました。
その結果が驚くべきものだったのです。

【 1日400IU(国際単位)以上摂取すると、
8年間の追跡期間の死亡率が
ビタミンEを取ってない人にくらべて、
なんと10%も高かった 】と
言うのです。
10%死亡率が高くなると言うのは
とんでもなく激烈な何かが
人体におこっていることを示しています。
われわれが死亡するのは
肺炎などの感染症・癌・心臓病など
様々なのもがあります。
そうした中で、
ビタミンEの過剰摂取だけで10%も
死亡率が高くなるのですから
とんでもないことです。
よほど激烈なことが起こっているとしか
考えようがありません。
しかも原因はわからないのです。

 ビタミンEが血行を良くすると言うのは
実は毛細血管の血流量が悪くなるために
その分血管に多くの血液が
巡るようになるからだとのことです。
また、ビタミンEは神経伝達物質の働きを
阻害してしまうそうです。
毛細血管の血液の流れが悪くなるとすると
乾癬には悪いと思います。
私ははるか以前に八朔を連日食べて
乾癬がかなり良くなったことがありました。
酢が毛細血管の流れを良くしたのではないかと
思っています。
ビタミンEはその逆とすれば乾癬には良くないはずです。

 現代は神経伝達物質の働きが機能しなくて、
発症したとみられる病気がたくさんあります。
うつ病・近視などです。
私の乾癬も手足に出来た患部を見ると
左右対象に発症していることが
まま観察されました。
例えば左右の足首の内側にできるとか
左右の親指の付け根にできるとかです。
そうすると神経系統と
何らかの関係があるかもしれません。
そうするとビタミンEとの関係も疑わしいものになります。

 ビタミンEが私の関節を
痛めることは間違いないと思います。
私の乾癬に対してどのような影響が
あったのかは不明です。
が黒に近い灰色だと思っています。

 人類の歴史を考えると
過去のどんな時代よりも、
現代は多量のビタミンEを摂取していると
言わざるを得ません。
揚げ物や炒め物にあふれているからです。
植物油には多量のビタミンEが含まれています。
また、ビタミンEが保存料として
多量に使われてもいます。
「 ビタミンEが不足することなど現代ではありえない 」 
と言った研究者もいます。

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